2. 「Documentation」と「The Document」

今回の会合で委員会は発注ルールを改め、委託業者が交付する書面に記す事項を定めた。
The new rule establishes items to be described in the document issued by subcontractors.
の文で、the documentが問題になりました。この文を読むと、「the document」のところで急に立ち止まって「えっ、何の書面?」と聞き返したくなるそうです。一般的な文書の話をしていると思ったら、急に個別の話になったかのように、「the document」は思わせたんですね。

これは「the」がついているから。不定冠詞 「a」にするか、何種類もあるならdocumentsとすれば、話は一般的なレベルで続いていきますね。

「document」の代わりに「documentation 」を使うと、特定のある文書ではなく、手続書類を漠然と指していることがわかるそうです。指しているものがたとえある1枚の書類であっても、その個別の内容に着目しないので一般的なレベルで話が進んでいくんですね。

 

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