19. relevantという単語の意味の領域は?

英語を訳していると、意味はわかるのに日本語に訳しにくい、という単語に数多く出くわす。helpなどがその典型だが、relevantもその一つだ。今回の仕事でも頻出している。
A is highly relevant to B.という場合、「AとBは関係がある」、と訳せばいいのだろうか。英和辞書を引くとだいたいが「関係が有る、適切だ、的を得た」などと書かれている。英英辞書を見ても、「directly relating to」とある。しかし「関係がある」と訳すとどうもおさまりの悪いことが多い。もう少し意味の領域を狭めたいと思うのだ。
そんな時にCobuildをひいてみると、「important or significant in that situation」とある。つまり同じ関係性であっても、重要な関係性があるということのようだ。そして、最後には、「AはBに大きな影響力を持つ」と訳した。

 

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